昔から「三つ子の魂、百まで」と言われますが、満３歳が近づく“2歳児”の育ちが大切であると考えています。３歳近くになると、話すことや身体の動きもだんだん活発になり、探求心が旺盛で何でもやってみようとしますし、自己主張もし始めます。そこでは子ども同士の生活が大きな意味を持ってきます。互いに刺激を与えあったり、少し大きい子達の姿をロールモデルとして模倣したりします。
ところが、地域では子どもの姿がめっきり少なくなり、大きいお友だちから遊びを伝承してもらう機会もありません。子どもの育ちに必要な３つの「間」－時間・空間・仲間－が失われてしまいました。また、核家族化や情報化社会の中で時には考えすぎたり、悩んだりして、子どもの見方や接し方がわからなくなってしまうこともあります。たまご組では子どもたちの幸せと豊かな成長を願って保育を行っています。週数度かぐのみの広場にやってきて、大きいお友達の遊びを見たり、同じくらいのお友達と遊んだりしませんか。そして、お家の方とも連携をとり、子育てを応援していきます。一緒に子どもの成長を喜び、子育てを楽しんでいきましょう。